プログラマーに向いている人・向いてない人



2021/1/24

私は以前エンジニアの採用担当をしていたこともあり
エンジニア未経験者の採用面接も多くやってきました。

採用後、伸びていく人、伸び悩んで挫折して苦しみ
エンジニア以外の道に進んだ方を多く見てきました。

私なりに向いている人、向いていない人のポイントをまとめてみました。

あくまでも個人的な見解ですので絶対ということはありません。参考程度にしていただければと思います。

プログラマーに向いている人

探求心のある人

これが一番大事かもしれません。

そもそもエンジニアの仕事は一度習得したことだけで
それを繰り返してやれるような仕事ではありません。

また、一度でも何かを作り上げたからといって一人前になるものでもありません。

何かわからないことが出てきた場合には自分で調べて解決させたり
知識を得るために勉強していくことが出来る人です。

最初のうちは覚えることばかりだと思います。

しかも、プログラミング言語は1つだけではありません。
仕事によっては、違う言語を習得する必要がある場合もあります。

探求心があって新しい手法なども柔軟に取り込んでいける人が伸びていく世界です。

細かい作業が苦ではない人

プログラムの開発仕事はとても細かい作業の繰り返しです。
プログラムコードを書いてそれを実行してみたら
不具合が出て動かないことが普通に起きます。

原因を調べるために、インターネットで調べたり
プログラムコードを1つ1つチェックしたりしていきます。

また、正しく動くか確認するために、テスト用のデータを作ったりもします。

1つ1つの作業はとても細かな作業です。
それを投げ出さずに丁寧にこなせていける人がプログラマーに向いているかと思います。

キーワード検索が得意な人

昔であればわからない事があれば本屋に行って書籍を探してくるなんてことも
ありましたが、今はネットで調べるの普通です。
そんなの当たり前でしょ?って言う人もいるかと思いますが

同じ問題でつまずいても検索時のキーワードに何を入力するかで
出てくるものが違ってきますし、場合によっては見つからない場合もあります。

経験豊富なエンジニアも1つのプログラムコードを書くのに
何も調べないで作り上げられる人はそう多くないと思います。

あの関数はどうやって使うんだっけ?こういう関数あるかな?とか
わからない事があればインターネットで検索して自分がやりたいことに近いことを
実現できるコードであれば採用してみる。
もしくは一部のコードを利用してあとは自分で改造してみる。
このような開発スタイルを取り入れているプログラマーは多いです。

プログラミング初心者でも
インターネットで検索して的確な情報を見つけて
試して使ってみて取り入れていく手法を身につけている人が伸びていました。

すぐに行動に移せる人

決して行動力がある人を言っているのではありません。
プログラマーがプログラムを作る時には
何をするプログラムなのか?といった内容を示した仕様書というものがあります。

きれいにまとめられているものもあれば
メモ書き程度、下手すると口頭で説明というケースもあります。

出来るエンジニアに多いのは、要点だけ整理したら
すぐにプログラムを書き始めてしまう人です。

経験のあるエンジニアでも仕様書に書かれていることを実現させるには
調べないとわからないことなどもあります。

じっくり調べてから作業をするよりも
ある程度は見切り発車して、作りながら調べて問題解決しながら進められる人が
向いているように思えます。

根気強い人

ここも大事なポイントです。

プログラムコードを書いて、いざ実行してみたらエラーが出ることは普通です。

原因が解明できずに何時間も思考錯誤することなんては日常茶飯時です。

また、あなたが作ったプログラムがある日突然にエラーが起こして
動かなくなるなんてこともあるかもしれません。
原因を調べて早急に直さなくてはいけません。
どうしても原因がわからずに時間だけが無駄に過ぎていくこともあります。

諦めずに根気よく対応していく能力が必要です。

プログラマーに向いていない人

エンジニアに向いていない人は、エンジニアに向いている人で挙げたポイントの真逆の人になるかと思います。
それ以外のポイントとしては、以下のようなことが挙げられます。

パソコンが苦手な人

パソコンが苦手な人はプログラマーには向いてません。

プログラマーになれば、一日中パソコンの前に座っていることになります。
苦手だと毎日が苦痛になってしまいます。

キーボードに慣れてなくて文字を打つのが遅い程度であれば問題なしです。
プログラマーにタイピング能力はそんなに重要なことではありません。

プログラマーになりたいけどパソコンは苦手という人は
残念ですがプログラマーになることを諦めてください。

飲み込みが悪い人

自分で私は飲み込みが悪いなと感じているのであれば
人の何倍も努力をして習得していく必要があると思います。


初心者プログラマーで伸びていける人は飲み込みが早いです。

以前、私が採用したプログラマー未経験者を同時期に何人か採用しましたが
与えられた仕事に対しての理解力が早い人は同期の仲間に差を付けて
どんどん先に進み成長していきました。

逆に飲み込みが悪いといつまで経っても同じところでつまずいて
問題が解決出来ずに苦しむことが多くなると思います。

飲み込みの悪さは人の何倍かの努力をすることで
克服することは出来るかと思います。
学び力に経験が加われば十分に克服はできると思います。
適正かどうか不安要素があっても最終的にはあなたの努力次第で克服は出来ると思います。
ただ、プログラマーとして長く活躍していくには
「探求心」「根気強さ」
は大事なポイントかと思います。
data-full-width-responsive="false">

© 2024 - うまさく -