共有サーバとVPSのどちらを選ぶべきか

更新日:



2021/1/27

サーバを選定する際に共有サーバとVPSのどちらを選べばよいか
迷うことがあるかと思います。

それぞれのメリット、デメリットを初心者でもわかりやすく説明しています。


なお、ここでは、サーバの技術的な説明は省いております。
詳細が知りたい場合にはサーバー会社のホームページでご確認ください。

共有サーバ

どんな仕組み

共有サーバは1つのサーバを複数人で利用するところは、VPSと一緒なのですが
1つのOSの上に複数人の環境が乗っているような状態です。

CPUとかメモリとかもみんなで仲良く一緒に使いましょう!という環境です。
わかりやすく表現すると、一戸建ての家にみんなで暮らしているようなシェアハウスのような感じです。

トイレ、バス、キッチンといった共有スページをみんなで利用するイメージです。
自分の好みのキッチンに変えたりはできまぜん。
決められたルール=制限がある中で利用していていくのが共有サーバになります。

以前は同共有サーバで他の利用者が運用しているホームページに
アクセスが集中すると他の人のホームページの表示が遅くなるといったことも起きてました。
今では、アクセスが集中しても負荷を軽減するような様々な仕組みを各種レンタルサーバー会社で用意しています。

どんな用途で使うべきか

・会社などの一般的なホームページ
・ブログ

会社などのホームページでも急激なアクセス集中などが頻繁におこるような場合には
VPSやその上のクラウドなどを選択した方がいいかと思います。
例えば、新製品が発売されるとアクセスが集中するようなサイトにはオススメ出来ません。

共有サーバのほとんどんがWordpressがインストール可能です。
ブログを立ち上げる場合には共有サーバで十分だと思います。

レンタルサーバのメリット

・価格が安い
・構築の手間がかからない。

価格は安いです。
Wordpressが動作するサーバであれば月額250円ぐらいからあります。

ブログなどで利用する場合にはWordpressが動作する一番安いプランから始めてみましょう。
Wordpressは移植性も高く、レンタルサーバ会社には他社からの移行コースなども用意されているので
人気が出てきてアクセスが増えてきたから少しずつ性能のよりプランに変えていくのもありです。

契約してからブログやサイトを立ち上げるまでが容易です。
難しい知識はなくても立ち上げることが出来ます。

レンタルサーバのデメリット

・拡張性がない
・独自のプログラムでデータベースを利用するようなシステムには向かない

ブログや会社のホームページというよりも、オリジナルなプログラムで動作するようなサイトを運用するようなケースで
利用者の増加に伴って拡張していく場合には不向きです。

例えば、WEBサーバとDBサーバを分ける運用は出来ないです。
アクセス増加に伴う負荷を分散させるためにWEBサーバを複数台を管理するような構成も出来ません。

最初から拡張性を重視した構成を検討しているのであれば、VPSを選択することをオススメします。

VPSサーバ

どんな仕組み

1つのサーバに仮想OSを搭載し複数のOSを動作させることが出来ます。

OSごとに環境を分けた構成になりますので共有サーバとは違い
CPU、メモリなどの資源を独立して利用することが出来ます。

わかりやすく表現すると
たくさんの人が住める高層マンションがVPSのイメージです。
各部屋には独立したキッチン、トイレがあり専用サーバとは違い
他からの影響を受けにくい環境です。

どんな用途で使うか

・ユーザ登録などが生じるようなサイト
・プログラムが複数動作しデータベースでデータを管理するようなシステム
・サーバ側で自動処理など伴うサービス

ユーザ登録などが生じるサイトの場合は情報漏洩を避けるためにデータベースをWEBサーバとは
別に設置することが多いです。
VPSであれば、複数台のサーバを契約者のサーバ同士だけで接続できるよう環境が構築できます。

万が一、第三者にサーバを攻撃されても情報が漏れにくい仕組みを構築することが可能です。

対象のデータを扱うデータベースを使ったシステムでもVPSであれば
環境が独立していますのでサーバの資源をフルに使うことが可能です。

ある時間になったら処理を自動的に動かすようなシステムの運用も可能です。
共有サーバでも可能ですが、実行できる処理に制限があったりします。

うまさくサイトもVPSを利用し3台のサーバで構成しています。

VPSのメリット

・低価格で高スペックな環境
・拡張性がある
・自由度が高い

月額600円程度から専用サーバのような高スペックな環境が手に入る。
利用状況に応じた構成が組みやすい。

例えば、初期サービス時にはコスト重視でプランを選択し
利用者の増加に合わせて高スペックのプランに変更することも可能。
初期はWEBサーバとDBサーバを共存させ1台の構成で運用し
利用状況に合わせて、WEBサーバとDBサーバを独立させることが可能。
契約したサーバ同士をプライベートLAN接続が可能

うまさくでは、WEBサーバとDBサーバを別サーバで運用し
プライベートLAN接続し、そこにNFSで共有ストレージを設置しています。


OSを自由にインストールすることが出来る。

Ubuntu、CentOSといった使い慣れているOSが選べる。
サーバに導入するモジュールも自由に構築出来ます。

VPSのデメリット

・サーバ設定や運用を全てやる必要がある
・専門的な知識が必要

共有サーバのような契約したらすぐにホームページ等が閲覧できる環境にはありません。
全て自分でサーバの構築を行う必要があります。

例えば、ホームページが閲覧できるようにするには以下のような設定が必要になります。

・Apacheのインストールと設定
・ファイアウォールの設定
 HTTPポートを開放しないと外部から閲覧できません。
・SSHのインストールと設定
 SSHを設定しないと、HTMLファイルなどがアップ出来ません。

導入した各種モジュールのポート解放や制限も自分で行う必要があります。
常に専門的な知識が求められます。

私も知識ゼロで独学でサーバ構築をしました。
本やインターネットでサーバ構築の最低限の知識を得て
実際にサーバを契約して触って操作して経験を積んできました。
最初に一人でサーバ構築してホームページが動作した時の喜びは
実際に触らないとわかりません。

自分で作ったプログラムを動かしたり、データベースを使ってデータ管理をしたり
さらにサーバの構築、運用知識を学びたいのであれば、VPSをオススメします。
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